☆世界のハロウィン☆【池袋校】
皆さん、こんにちは!イングリッシュビレッジ池袋校のMinamiです☆
気がつけばもうすっかり寒くなってきましたね!気温の変化が激しいですが・・・体調管理に気を付けましょう!
さて10月になり、10月のイベントといえばHalloweenですよね🎃
池袋校も例年ほど豪華には出来ていませんが、スクールの飾りつけをしました♪他のスクールにも可愛いハロウィンの飾りつけがたくさんされていますよ!(前ブログ記事の中に、飾りつけされた各スクールの写真が載っているので、ぜひ見てみてくださいね→こちら★)
日本でも少しづつ定着してきているハロウィンイベントですが、今回は海外のハロウィンについて皆さんに共有していきたいと思います!
まずは、ハロウィン発祥の地!【アイルランド】
ハロウィンはアイルランド語で「夏の終わり(秋の収穫祭)」を意味する「サウィン(Samhain)」が起源とされています。
何千年も前、先住民の「ケルト人」は「サウィン(Samhain)」の時期には、
『冬に備えて、すべての果物や太陽の恵みを収穫し、感謝する』
『あの世との境界が弱まり、妖精や死者が現れてこの世を徘徊する』
というのを行っていました。
これらのことから、現在もハロウィンの過ごし方として
▶収穫した木の実を石でたたきつけて割る
▶収穫したリンゴを天井からつるして口で取る
▶水を張った樽にリンゴを浮かべて口で取る
▶焚火の前で妖精や聖人の話を聞く
などを行うとともに、子どもや大人達が仮装してパレードやイベントを開催して楽しんでいるようです✨
そしてアイルランド人が移民したことによってハロウィンの伝統がアメリカに伝わったとされています!
ということで続いては!【アメリカ】
ハロウィンに行われることは、皆さんご存知の
▶「Trick or Treat:(直訳すると)いたずらかお菓子渡すのどっちがいい?」と言って家を回っていく(子どものみ)
▶仮装をしてイベントやパーティーに参加する
▶秋らしい物(かぼちゃやほし草など)やspooky(不気味)なもの(魔女やおばけなど)を飾り付ける
などがあります。
ちなみに有名な「ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-lantern)」というカボチャをくりぬいて作るランタンがあります。
元々ケルト人は「カブ」を使っていたそうですが、アメリカではカブが主流ではなかったため、たくさん採れるカボチャを使い始めたそうです♪
そしてアメリカには大規模なカーニバルやイベントが多く開催されていることが特徴です🌟
次に季節が正反対の【オーストラリア】
アメリカなどでは「冬」を迎えますが、反対に「夏」を迎えるオーストラリアは、ハロウィンが受け入れられてきたのは近年になってからだとか!
ハロウィンをイベントとして取り入れられたのが最近のオーストラリアですが、ハロウィンの過ごし方は
▶子どもだけでなく、大人も仮装して家の飾りつけをする
▶学校などでハロウィンパーティーを開き、パーティー会場は「呪われた場所」としてオープンしたりする
▶仮装した子ども達が仮装をして近所を「Trick or Treat」と言いながら回って、お菓子をもらう
そしてゾンビの格好をした何千人もの人たちが街を歩き回るイベント、「ゾンビウォーク」というのもオーストラリアで開催されているそうです★
ちなみに!池袋校の【Patrick(オーストラリア・メルボルン出身)】に、「実際、オーストラリアではハロウィンにどうやって過ごしていたの?」と聞いてみました♪
Patrick:オーストラリアでハロウィンはだんだん有名になってきているよね。でも楽しんでいるのは若い世代の子たちや、小さい子ども達だと思う。
オーストラリアのテレビでアメリカのハロウィンとか見て、楽しそうだなあとは思うけど、実際は僕も含めて僕の周りの友達とかはハロウィンに何もしたことが無いよ(笑)
大人でも仮装してパーティーする人は少しはいると思うけどね!
僕より上の世代の方がまだあまりハロウィンに関心がないから、もし子どもが「Trick or Treat」と言って自分の家に来ても、何もキャンディをあげない可能性もあるくらい(笑)
でも子どもがいる家庭だったら、親が子どもと一緒にご近所を回ってキャンディをもらったりすることもあるみたい。
ハロウィンの認知度とかは日本と似ている部分もあると思う。まだそんなに一般的ではないけど、だんだんとみんなに知られてきて、ハロウィンに関する広告とかも年々増えてきている気がする!
と実際に聞いてみると、Patrickからユーモアたっぷりにいろいろな話を聞くことが出来ました!
日本と同じように、とても大規模で誰もが参加するハロウィンイベントというのはまだなさそうですが、これからオーストラリアでもどんなハロウィンが広がっていくのか楽しみですね♪
最後は【メキシコ】
メキシコのハロウィンはちょっと変わって、毎年10/31~11/2の3日間を「死者の日」としていて、亡くなった家族や友人が家に帰ってくる、というもの。(日本の“お盆”と少し似ているみたいです!)
ディズニー映画の「リメンバー・ミー(英語版はCOCO)」のモデルになったものなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか♪町中がガイコツで溢れます!!(笑)
そんな死者の日の過ごし方は、
▶オフレンダ(祭壇)に故人の好きだったものや、食べ物を飾る
▶ガイコツをモチーフとしたメイクや仮装をする
▶パン・デ・ムエルトスという人の顔が装飾されたパンを食べる
▶パレードやパーティーに参加する
オフレンダ(日本で言う仏壇)は町の中心街などでは大きなモニュメントとして飾られていて、周りでは屋台やコンサートがあり、お祭り気分をたくさん味わえるようです★
また子どもの魂が帰ってくる日、大人の魂が帰ってくる日というのもあり、盛大にみんなでお祝いをする3日間のようです!
世界のハロウィン、いかがでしたでしょうか♪
日本とはまた違ったり規模も大きかったり・・・行けるタイミングが出来れば実際に海外のハロウィンイベントに参加してみたいですよね🎃
そしてレッスンの時には講師に母国のハロウィンについて聞いてみるのも楽しいかもしれません♪
今年のハロウィンは派手な事はできないかもしれませんが、皆さん楽しんでお過ごしくださいね!
★★Have a happy Halloween★★