Perth移動手段ー④電車編【ワーキングホリデー】
2020.07.14
Hello!! 吉祥寺校のNanamiです。
引き続き、私が西オーストラリア、パースのワーホリで体験したことを綴っていきます。
今回は「Perthの移動手段その③公共交通機関-電車編」!
パースでは西オーストラリア州交通局が管理するトランスパース(Transperth)が運営する路線が5つあります。
-Armadale&Thornlie Line
-Fremantle Line
-Joondalup Line
-Mandurah Line
-Midland Line
どの路線もパース駅が始発になっています。
乗車の際は切符を買うか、Smart Riderと呼ばれるカードでtag on / tag off (それぞれカードで乗車前後に機器にタッチすること)をします。
「Perthの移動手段その①公共交通機関-Smart Riderカード編」のブログでも書きましたが、中心地であるパース駅からの距離で分けられているゾーン1からゾーン9までのゾーンを何個分移動したか、によって金額が変わります。またtag on/tag offから2時間以内であれば該当ゾーン内の移動は無料になる、というルールがあったりと慣れるまではかなりややこしいです。
<↑パース駅の外観(裏側)>
いざ乗車!日本と違い、ホームでは「何時何分発」という表示ではなく、「あと何分で到着」という表示の仕方がされています。これは個人的にはかなり分かりやすかったです。
乗車の際は、ドアを開けるためボタンを押す必要があります。降りる時も同様です。ボタンを押さないと乗れないので、最初はボタンを押さずに立ち尽くして待ってしまい、周りの人が助けてくれました。みんな優しい…。
車内はバス同様、車いすの方などスペースが必要な方のためにゆったりと優先エリアがあり、なんと自転車も持ち込んでOKです。日本の満員電車では考えられないですが、朝の忙しい時間帯も大抵、座ることができていました(私はFremantle Lineでパースまで数駅だったのでそれほど座る必要もありませんでしたが)。
<↑車内の優先エリア>
気づいたことは、日本の電車と違い広告の類がなくてすっきりしている、ということです。
基本的にTrans Perthが出している乗車ルール喚起用のポスターがあるだけで、一般企業の広告は一切ありません。そのため、慣れてから東京に帰ってきて一番こたえたのは、どこに行っても無意識に広告からメッセージを受け取り続けて疲れるなということでした。
こういった部分も、パースがのんびりストレスフリーな印象を与える一つの要因なのかなと思います。
広告がない代わりに、どこに行ってもアートがあります。自分が住んでいたこじんまりした駅は、こんなにカラフルでした。
え、落書き??とも思いましたが、みっちり全ての壁や天井を覆っており、確認したわけではないですが恐らくアーティストに依頼したのかなと推測します…。本当に、日本の駅では考えられない自由さです。
この駅だけではなく、どこの駅も個性があって降りるたびに楽しいです。
パースに遊びに行くことがあれば、ぜひ用のない駅にも降りてみてくださいね。
では、今回はここまで!!
Have a nice day!!